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ナナフシが...

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    浅利です。20日のことでした。

    生態展示の様子を見ていたらナナフシが変に揺れていました。

     

     

    なにかと思ってしばらく見ていると、背中をぐっと曲げているのが確認できたので、

    「ああなるほど」

    と僕は思いました。

     

     

    そう、脱皮です。

    背中からゆっくりと抜けていきます。

     

     

    見た目が枝そのものなのでピントが全然合いません...

     

    無事抜けたら脱皮殻を食べていました。

    脱皮したあとだと体も一回り大きくなっていました。

     


    シマゲンゴロウがなんと!

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      2018/5/26

       

      こんにちは!浅利です。

       

      実は中池見ビジターセンターではシマゲンゴロウを展示しています。

      シマゲンゴロウは福井県では県域絶滅危惧種砧爐忙慊蠅気譴討い董∧^羝のシマゲンゴロウはすごく貴重です。

       

      そんなシマゲンゴロウですが、なんと!卵を産んでいました。

       

       

      ヘラオモダカの葉の上に卵が並んでいます。

      孵化するといいですね!

      卵は3日くらいで孵化するので見たい方はお早めに!


      ナナフシ目ナナフシ科トビナナフシ亜科トビナナフシ

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        2018/05/10

         

        こんにちは!浅利です。

         

        皆さんはナナフシという生き物をしっていますか?

        ナナフシは見た目がすごく木の枝に似ていることが有名な昆虫です。

        普段は広葉樹などの木の枝に摑まって葉を食べています。

        見た目が枝のようなだけでなく、風が吹けば枝が揺れているように見せるため自分も揺れます。

        また、天敵に足をつかまれてもすぐ自切できるようになっているのです

        さらに、メスは単為生殖ができて、一匹で増えることも可能です。

         

        そんなナナフシの一種である、トビナナフシを実は去年の秋ごろ展示していたことがあったのですが、卵を産んでいました。

        その卵がなんと今月孵化していたのです。

        それがこちら

        トビナナフシ

        トビナナフシの幼体です。観察していると4匹は確認できました。

        大きさは1僂舛腓辰函これから何回か脱皮して大きくなっていきます。

        実はこのトビナナフシのいるケースの中に別の種のナナフシというナナフシも1匹います。

        姿が全く違うのでお時間があればじっくり見てみてくださいね。

         

         


        ナカイケミヒメテントウが見つかりました!

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          オウレンが咲き、アカガエルが卵を産み、中池見もずいぶん春めいてきました。

          明日は小さな貝の観察会。準備のために貝を探していると、、、

           

          木の板の裏に何やら小さな生き物が、、、

          この大きさ、この模様はもしや、、、

           

          もしやもしや、ナカイケミヒメテントウ!?!?

           

          ナカイケミヒメテントウは体長が2mmほどしかないとても小さなテントウムシで

          1996年に世界で初めて中池見で見つかったので、この名が付きました。

          学名を「Scymnus nakaikemensis」といい、こちらにも中池見が入っていて

          まさに中池見のシンボルともいえる生き物です。

           

          見つかった当初は中池見にしかいない固有種であるとされていましたが、

          その後、関東地方などにも生息していることが分かりました。

          なお、生息している場所がいくつか見つかったとはいえ彼らが生きていくためには

          広いヨシ原やスゲ原が必要であるとされており、希少な昆虫であることには変わりありません。

           

          実は、中池見ではその生きた姿を見た人がほとんどおらず、これまでは見つかったとしても

          「トラップで偶然穫れた」とか、「古い標本箱に入っている」という話ばかりでした。

          そのため、過去に何度も捜索を試みたものの、見つけて捕まえたという話は聞いたことがありません。

           

          これまでマボロシのように扱われていた生き物が、いま、目の前にいる!のかもしれない!

           

          本当にこれがナカイケミヒメテントウなのだろうか…

          これまで私が想像していたものと比べて少し肩が黒っぽいのであまり自信がありません。

           

          ナカイケミヒメテントウの特徴について調べたところ、

          「腹部第1節の腿節線が完全である」ということがわかりました。

           

          なんだかややこしい書き方ですが、どうやら

          「お腹の方から見たときに後ろ足の付け根を囲むように溝状の線がある」

          ということのようです。

           

          というわけで、ちょっと失礼してお腹を拝見

          後ろ足の付け根を囲む線が、ありました!

           

          生きた姿を見たことがなかったために自分の判断には自信がなかったのですが、

          これでやっと少し自信をもってナカイケミヒメテントウのようである。と言えます。

          中池見のシンボルが今も中池見に生息していることが確認できて、うれしい限りです。

           

           

          ちなみに、明日の小さな生き物の観察会ではこのナカイケミヒメテントウもご覧いただく予定です!

          興味のある方はぜひぜひ、明日朝10時からの自然観察会にご参加ください。

          おまちしてま〜す。

           


          今年最初の観察会

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            2018/1/14

             

            今年最初の自然観察会が今日開催されました。

            雪が思ったよりも積もってしまい、予定していたルートとは違うルートを通りました。

             

            道中では雪の上を歩くクモ、ユスリカ、カメムシの仲間などの虫から

            セグロセキレイやコサギなどの鳥類

            シカの足跡などが観察できました。

             

            テントウムシ

            樹表を観察すると、ミノムシがいました。(後で調べたらチャミノガのようです。)

            その近くの雪上には何故かテントウムシがいました。

            集団越冬するナミテントウです。

            ナミテントウは木の皮の隙間など、狭い場所に入り込んで越冬をするのですが、何かの拍子で落ちてしまったのでしょう。

             

            ゾウムシsp

            別の場所で木の皮をはがしたら見つかったゾウムシの仲間。

             

            キハダカニグモ

            こちらは樹皮のうらにいたキハダカニグモ

            カニグモの仲間で、その名の通りこの仲間はカニのような姿をしています。

            年中樹皮裏で見られますが、流石に冬は樹皮裏で冬眠しています

             

            見つけた生き物はビジターセンターに持っていき、顕微鏡で観察しました。

             

             

            観察会終了後はおしるこのふるまいを行いました!!

            雪の中を歩いて冷えた体も温まったことでしょう。☀

            おしるこおしるこ

             

             

            そして今日来ていただいたご家族さんが古民家の前に可愛い雪だるまを作ってくれました。

            是非中池見に足を運んでみてくださいね〜〜〜

             

            雪だるま

             


            アサリの!意外と知らない面白い生き物シリーズ6

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              2017/12/02

               

              こんにちは!浅利です。

              早速ですがこれなんだと思いますか?

              筒状の巣に丸い蓋の様なものがぶら下がってます。

              キノボリトタテグモ

              これは樹皮にくっついていて太さはボールペン程度、長さは3センチ程度になります

              皆さんきっと何か虫の巣だということまでは予測できたのではないでしょうか。

               

               

              実はこれはキノボリトタテグモという蜘蛛の巣になります。

              残念ながら上の写真は空き巣なのですが、中にいるときは蓋が閉まっていて、蓋の外側はコケや土などで覆われているので見つけるのは至難の業になります。

              残念ながら中池見のキノボリトタテグモの写真がないので代わりに福井市文殊山のキノボリトタテグモの写真を載せていただきます。

              キノボリトタテグモ

              脚が太くてずんぐりとしているのが特徴でしょうか。

              比較的近い仲間で比較的有名なジグモという蜘蛛がいますが、それとは違ってこのキノボリトタテグモは巣に糸で裏打ちした丸い扉を作ります。だから「トタテ」グモなんですね。それでもって木に巣をつくるからキノボリというわけですね。

              わかりやすくていい名前です。

              これの仲間はほとんど崖や石垣の隙間、など土に穴を掘って巣をつくるものが多いのであまり間違えることもありません。

               

              ところでこのキノボリトタテグモ、実は準絶滅危惧種に指定されています。

              個人的には好きなのでいなくならないでほしい蜘蛛です。


              アサリの!意外と知らない面白い生き物シリーズ5

              0

                2017/10/22

                 

                こんにちは!浅利です。

                今日は少しだけですが生きものを紹介します。

                トワダオオカ

                今回はこちら!トワダオオカ!

                日本最大の蚊で、少しわかりにくしですが、網の下にうっすら見える人差し指と比較してみてください。

                明らかに大きいです。

                成虫は花の蜜を吸い、幼虫は他の蚊の幼虫を食べて育つという一味も二味も変わっている蚊です。

                羽音も蚊らしくぷーんといって飛びます。

                実際ぷーんと飛んで逃げられてしまいました......


                アサリの!意外と知らない面白い生き物シリーズ4

                0

                  2017/10/19

                   

                  こんにちは!浅利です。

                  そういえば「アサリの!意外と知らない面白い生き物シリーズ」というコーナーがあったことを忘れていました。

                  今回はこちら。ムシクソハムシ!名前がひどいですね(笑)

                  ムシクソハムシ

                  このムシクソハムシ、その名の通り芋虫の糞に似ているということからこんな名前が付きました。

                  実際見てみると本当にそっくりで、葉っぱの上にいたら糞にしか見えないかもしれません。

                   

                  ムシクソハムシ2

                  これは背中側。上翅の合わさっているところがファスナーみたいになっていて面白いですね。

                   

                  ムシクソハムシ3

                  裏側です。足が綺麗に閉じられていて、模様もなんだか幾何学的な感じがします。

                  大きさは3ミリくらいで、コナラ等の葉を食べるみたいです。


                  変な幼虫

                  0

                    2017/10/17

                     

                    こんにちは!浅利です。

                    今日は蝶の幼虫を1つだけ紹介します。

                    クロコノマチョウ

                     

                    今回はこちら。変な形ですね!

                    顔の見た目がウサギっぽい形をしています。

                    なんでこんな形になったんでしょうね(笑)

                     

                    クロコノマチョウ2

                    全体はこんな感じ。食草はススキ、ジュズダマ、ヨシのようです。

                    名前はクロコノマチョウというみたいでその名の通り蝶の仲間ですね。

                    しかし成虫は地味で、あんまり目立ちません。温暖化の影響でどんどん北上しているみたいです。

                    蝶、蛾の幼虫は変な形のものが多いので調べてみても面白いですよ。(シンジュサンやアサギマダラなど)


                    中池見の寄生蜂

                    0

                      2017/10/13

                       

                      こんにちは!浅利です。

                       

                      今回は寄生蜂についてです。寄生蜂というのはいわゆる寄生バチのことで、あまりいいイメージがないかもしれませんが、実際その生態を実際に見てみるとととても面白いものです。

                       

                      オナガアシブトコバチ

                       

                      この写真はオナガアシブトコバチがコカマキリの卵に産卵しているところです。

                      腹の部分グッと曲げて産卵管を突き刺しています。この姿を見ていると面白く思えませんか?

                       

                      ダンゴムシ

                       

                      実はこの卵、タンゴムシも狙っていました!ひえーダンゴムシってけっこうなんでも食べるんですね。

                      はてさてどうなることやら...

                       

                      オナガアシブトコバチ2

                       

                      翌週、様子を見に行ったところダンゴムシはいなくなっていて別のオナガアシブトコバチが卵を物色していました。

                      流石にダンゴムシが全部食べることは無いみたいですね...。一匹が食べる量も多くはないだろうし。

                       

                      アカメガシワクチナガオオアブラムシ

                       

                      次のターゲットはこちら!

                      これはケアリの仲間とヤノクチナガオオアブラムシというもっのすごい長い名前のアブラムシです。

                      このアブラムシは蟻から身を守られる代わりに甘露を蟻にあげるという共生生活をしています。

                      このアブラムシはありに守られていて、しかも蟻の作る蟻道というものの中にいるのですが...なんと、これに寄生するハチがいます。しかし残念ながら姿はとらえられず、痕跡だけしか見つかりませんでした。

                       

                      アブラバチの一種

                       

                      こちらがその痕跡。アブラバチの仲間の蛹の殻です。中は空です。

                      アブラバチは蟻の目を盗んでヤノクチナガオオアブラムシに卵を産み付けます。

                      すると、アブラムシはマミーという状態になって蟻にかじられ、この殻が露出するようになっているようです。

                       

                      どうだったでしょうか

                      寄生蜂はまだ分類が進んでいないものもあり、新種もまだまだいると思われます。

                      しかし、分類学者がいないと新種登録はできず、またこのようなものは寄生蜂だけではなく、多くの生き物に言えます。

                      こういった面では他の先進国に比べ、日本は遅れているのでとても残念です。


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